![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=877x10000:format=jpg/path/s1203e11d1c65411b/image/ie77714b1398f8bc1/version/1429775408/image.jpg)
今回はご質問を多くいただく
アズーラ(Azzurra)とトビア(Tobia)の違いについて書いてみますね。
実はこのアズーラとトビアはファリエロサルティのストールの素材でも
多い組み合わせになっています。
素材はアズーラと一緒で柄のタイプや
素材はトビアと一緒でグラデーションのタイプ
などです。
この素材の違いを知っておくとFalieroSartiのストール選びに役立ちますよ!
アズーラとトビアの違いは大きく分けて3つ。
1、素材の違い
2、大きさ、重さの違い
3、ボリュームの違い
『アズーラとトビアどちらがおすすめですか?』
とも良く聞かれるのですが、
一般的には
春夏はトビア
秋冬はアズーラ
といった使い分けをされていることが多いです。
ただ、どちらも1年中使える素材、厚さですのでご自身のTPOに合わせていただければいいと思います。
それでは違いを細かく見ていきましょう!
【素材の違い】
アズーラがカシミヤ10%モダール90%
トビアはシルク15%モダール85%
の素材で、アズーラは目が詰まっており、トビアに比べると透け感が無いタイプです。
写真では手袋を付けた手で1枚の生地を映して透け感を比べています。
トビアはオーガンジーの様な厚さで透け感がある素材でふわふわしています。
アズーラは一般的にシャツなどで使われるブロード生地よりも薄めでとっても柔らかいです。
下の写真でピンクがトビア、ブルーがアズーラになります。
【サイズ、重さの違い】
トビアは120cm×185cm、重さ100g
アズーラは140cm×195cm、重さ173g
今回は5点のストール、マフラーをサイズ、重さを比較してみます。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=572x10000:format=jpg/path/s1203e11d1c65411b/image/idee01bb3a631d6bc/version/1429779569/image.jpg)
左から
アズーラ 140cm×195cm(173g)
ブラックのカシミアマフラー 45cm×180cm(120g)
ウールのレトロ柄ストール 95cm×200cm(170g)
トビア 120cm×185cm(100g)
ジョンストンズのカシミア大判ストール190cm×70cm(385g)
になります。
私物のマフラー、ストールたちも以外に軽かったことにビックリしましたが。。
重さをランキングにすると
1位,トビア(100g)
2位,ブラックのカシミアマフラー (120g)
3位,ウールのレトロ柄ストール(170g)
4位,アズーラ(173g)
5位,ジョンストンズのカシミア大判ストール(385g)
計ってみて言えることは、
トビア軽っ!量り売りの時に100gの目安にするのにも良いかもしれませんね!
(ちょっと違うか・・)
また、個人的には重いマフラーだとしなくなるから、手元に軽い物がしか残っていないのかな〜。
という印象。
ファリエロサルティのストールは素材の気持ちよさはもちろんですが、
軽いので持ち運びに便利、コンパクトになりかさ張らない
という点も嬉しいポイントです!
2位のカシミアマフラーは一般的な大きさのタイプ。
温かさの個人的なランキングとしては、
1位,ジョンストンズのカシミア大判
2位,カシミアマフラー
3位,アズーラ
4位,ウールレトロストール
5位,トビア
といった感じです。
さすがにカシミア100%の方が温かさはありますが、アズーラも巻き方次第で負けていません。
逆に柔らかさがあるので首にしっかり沿って包み込んでくれるので
しっかり巻けるところも良いんですよね。
あとはカシミアのジョンストンズの大判ストールは385g
このストールのサイズは190×70cm
大きさはジョンストンズの方が幅が狭いですが、厚さもあるので重いだろうなぁ〜とは思っていましたが、2倍以上はありましたね。
さずがにこのジョンストンズの大判ストール店長は肩が凝ります。
(ただの体力の衰えも否めませんが(笑))
でも可愛いので冬場は巻いちゃいますけどね^^
ファリエロサルティのストールは軽いのも特徴です。
もちろんカシミヤやウールを多く使った温かさがあるアイテムも多くあります!
秋冬のストールの選び方をまとめてみたのでご参照ください。
【ボリュームの違い】
ボリューム感はここまで読んでお分かりの通り、
アズーラの方がトビアと比べるとボリュームがあります。
上の写真の通り左がアズーラ、右がトビア
長さも10cmの違いですが、巻くと長さの違いが分かりますね。
ちなみにお色の違いもありました。
『アズーラのグレージュとトビアのモカグレージュは同じ色ですか?』
と質問をいただくのですが、こちらのお色は異なります。
ちなみに他の商品でもそうなのですが、
色番が一緒の番号のストールは同じお色になります。
ただ、素材によって色のでかたが異なったり、染めた釜により色が微妙に異なる場合もございます。
色の比較でご質問の多い3色を比べてみましょう。
下記の
左からアズーラグレー、トビアモカグレージュ、アズーラグレージュ
になります。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=550x10000:format=jpg/path/s1203e11d1c65411b/image/i97ac21353cc55247/version/1429782119/image.jpg)
全てのストールに言えることですが、
ボリューム感は束ね方によってもボリュームを出したり抑えたりできます。
巻き方の動画(※左上の「基本のストールの扱い方」参照。)
のように斜めに空気感を含んでから巻くとボリューム感を変えることができます。
左が普通に巻いたミラノ巻き、右が斜めにして巻いたミラノ巻き。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=693x10000:format=jpg/path/s1203e11d1c65411b/image/ibe2f4d9b91a0cef2/version/1429782307/image.jpg)
【まとめ】
『アズーラとトビアどちらがおすすめ?』
アズーラは1年中お使いいただける様な素材です。
(夏は持ち歩き冷房対策などにも)織目が詰まっているので引っかけの心配も少ないです。
ひざ掛け等にも使う用途をお考えでしたらアズーラが良いです。
『ではトビアは1年中使えない?』
と言われそうですが、トビアも1年中お使いいただけます。
真冬は少々心もとない気もいたしますが、
最近ではダウンコートや襟元が高めにできているアウターが多く、
ダウンコートを着てマフラーを巻くと着膨れすることもありますが、
トビアはかさばらないので収まりが良いです。
トビアの魅力は他には無い透け感とニュアンスのある綺麗な発色。
春夏を中心としてコーディネートの一部として
ファッション重視でしたらトビア。
持ち運びや、
防寒を重視するようでしたらアズーラをおすすめいたします。
また選ぶ時に考えたいのがどんなシーンで巻きたいのか。
『こんな時にするストールが無いんだよな〜』
と思うシーンを描けたらどちらがいいか分かると思います。
例えば
・春夏にTシャツ、シャツなどシンプルな格好をしたいけど首元が寂しいし肌寒い。→トビア
・春っぽくしたい→トビア
・夏の露出を品よく魅せたい→トビア
・アクセサリーの変わりにしたい→トビアもおすすめですがレースストール等も◎
・真冬のマフラーはあるけど、4月にもなって肌寒いけど巻けるストールがない。→トビア?アズーラ?(どちらも◎)
その内何月ぐらいまで巻くか。通勤通学が朝早く、夜遅いので防寒もかねたい(アズーラ)冷暖房で真夏も首元が冷えすぎる、日よけとして巻きたい(トビア)
・肩が凝らないストールが欲しい→トビア?アズーラ?(どちらも◎)その他のストールもおすすめ。
・ノーカラーコートなど着る時に首元にボリュームが欲しい→アズーラ
・冬でも電車に乗ると暖房で暑いし、防寒できて薄手で持ち運びが楽なストールがいい。→アズーラ
・冬のマフラー系ばかりなので変化を出したい。(アズーラ)
と、いろいろなシーンを書いてみましたが、
一度巻くとアズーラもトビアも欲しくなっちゃうと思います(笑)
とっても感動する巻き心地をぜひ味わってみてくださいね。
白シャツにTOBIA(トビア)の各色とAZZURRA(アズーラ)を巻いて比較しました
のブログもお色の参考にご覧下さいね。
ファーストFalieroSartiをお探しの方、店頭でなかなか見る機会がない方の少しでも
参考になればと思います。
当店ではファリエロサルティのストールを100点以上取り揃えております。
直輸入なので常に10〜30%OFFとお求めやすくなっております。
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